2019.02.15 高圧設備工事
昨年の11月に、兵庫県川西市のWave Technology様でキュービクルを2基更新するという、弊社が担当させて頂いた高圧工事としては過去最大規模の施工をさせて頂きました。
Wave Technology様は、半導体や電子機器の開発設計をされていて、最近話題のワイヤレス給電の受託設計なども手掛けられています。

今回の更新させて頂いたキュービクルは、どちらも5面体(1面で約800mm幅)で、中に入っているトランス(変圧器)もかなり大きい物でした。また、既設の設備はトランスが箱体の外に設置されているタイプで、導電部分が露出していて危険もある為、全ての高圧機器を箱の中に収めてしまうようにしました。
↓ 更新前の受電キュービクル

↓ 更新前の第2キュービクル

この2基と、ここに繋がる高圧ケーブルなどを3日間で完全に入れ替えます。
写真の第2キュービクルは3面体ですが、新しく設置するのは5面体です。基礎を大きくしなければ設置できない為、基礎工事からさせて頂きました。

また、工事を行うに当っての準備として、関係各所に連絡をして許可を取るのですが、Wave Technology様は伊丹空港を離陸した飛行機が上空を通過する場所に建っている為、航空法に定められた規定の中で工事を行う必要がありました。
伊丹空港に連絡を入れ、クレーンを伸ばす事ができる時間を確認し、許可証を取ります。
工事当日は、70tと16tのクレーンを使い、キュービクルの入替を行います。
↓ 写真は16tクレーンでの搬出の様子
↓ 新しいキュービクルも準備しておきます。

↓ トランスの搬出を終えてスッキリしてきました。

↓ 高圧ケーブルの更新も同時に行います。

↓ 航空法の規制が解けた夜間に、70tのクレーンを利用してキュービクルを交換します。

↓ 新しいキュービクルを設置して接続作業に移ります。

↓ 工事前の資料と照らし合わせながら、確実に接続を行います。

工事を進める中でトラブルもあり、再工事が発生してご迷惑もお掛けしてしまいましたが、先月全ての工事を終え、お引渡しをすることができました。
電気を安心してご使用いただけるようになると同時に、安全面でも大幅に改善されました。
弊社を選んで頂き、施工させて頂きました事、心より感謝しております。
ありがとうございました。 佐藤 友裕