2026.07.06 社長日記
2010年、父・松本英清が創業した松本電建株式会社は借入金の返済が困難となり、事実上の経営破綻に至りました。
当時、長年にわたり会社を支えてきた1人の社員がいました。社長・松本晃幸は、その社員ほどの技術者であれば、どこの会社でも通用すると考えていたため、それぞれ別の道を歩むものだと思っていたのです。しかし、その社員から返ってきたのは意外な言葉でした。「一緒に電気屋やりましょうよ。電気工事なら、なんぼでもありますよ」。その一言に背中を押され、すでに設立していた株式会社電建として事業を継続する決意を固めます。
とはいえ、状況は厳しいものでした。尼崎市の自社ビルは閉鎖することになり、すぐに新たな拠点を探さざるを得ません。尼崎市内でも条件に合う物件は見つからず、不動産会社を何件も回る日々が続きました。ようやく見つかったのが、川西市の工場長屋です。
こうして株式会社電建は、川西市の拠点から新たな一歩を踏み出しました。