2024.06.29 その他工事
先日、事務所で事務作業をしていた朝9:30頃、大阪市内の会社から電話が掛かってきました。内容は、地下にあるポンプが動かなくなって水が使えないという内容でした。その会社は9階建てで、自社の事務所が入っているほか、テナント貸しも行っているのですが、1階から9階までトイレも使う事ができないという事で、非常に焦っている事が電話口から伝わってきました。
急いで必要な道具を準備して急行し、電話から45分後には現地に到着。漏電が原因だろうという事は予想がついていたので、すぐに関係するブレーカーを確認しました。
到着から5分程度で落ちてしまっているブレーカーを発見。そのブレーカーは主幹ブレーカーと言って、その下流にさらにいくつかのブレーカーが付いています。その主幹が漏電すると落ちる『漏電ブレーカー』だった為、下流にあるブレーカーのどれか一つでも漏電していると落ちてしまいます。
↓主幹の漏電ブレーカー。一見落ちていないように見えますが、ちょっとだけ下がっているのが分かると思います。ハンドル部分をそっと触った時に、グラグラしていたら落ちているという判断になります。

漏電の原因となっているブレーカーを判別して、それ以外のブレーカーを復旧。主幹の漏電ブレーカーを投入する事で、水道水を揚げる為の揚水ポンプは動かすことができました。電話から55分程度で水が使えるようになり、お客様には非常に喜んで頂きました。漏電の原因となっていたのは別のポンプで、そのポンプの場所を探すのに昼前まで掛かりましたが、そちらの復旧は一緒に現場に呼ばれて駆け付けた水道業者さんに任せる事になり、一件落着となりました。
↓今回は一番上の段の右から二段目のブレーカーが漏電の原因となる回路でした。そのブレーカーだけを切った状態。

最初に電話を頂いた時は、みんなトイレを使えない状態だという事でドキドキしましたが、無事復旧する事ができて、私も安心しました。
佐藤 友裕
電建のYouTubeチャンネル「でんけんちゃんねる」で、漏電時の緊急処置についてまとめたものがありますので、そちらもご覧ください。(今回は動力回路で、主幹も離れた部屋にあったので、この中でご紹介している分電盤とは見た目は違いますが、理屈は同じです。)
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