2011.05.24 社長日記
先日、中学二年生になる長男の陸上競技の記録会の応援に行ってきました。
私は息子が小学生低学年のころまでトライアスロンを競技志向でやっていました。彼は幼稚園のころから私のランニングのトレーニンについてきてそれを遊びの一つとして走ることを覚えました。
中学に入るときに私が
「何のクラブに入るん?」
と聞くと
「陸上部」
と返事した事、少し驚いたことを覚えています。てっきりもう持久系の運動は嫌いになっていると思ったので・・・・。
中学に入部したころはトライアスロンのジュニアの大会にも出ていた彼は学年の中でもそこそこの成績を出しました、しかし最近はちょっと伸び悩み。
今回の前の大会も応援に行ったのですが、見事惨敗・・・・・
レース後クールダウンしながら涙をこらえている彼を見つけました。
それとなく、すれ違う時に
「気にするな・・・・・ただ、悔しくて泣くなら、嬉し泣きの時に泣け・・・」
そう言いました。
その後撮ったビデオを解説しながら初めて彼にランニングの技術(イメージと言ったほうが良い)を教えました。
しかし、思春期の少年らしく・・・あまりきちんと聞いている風には見えませんでした。
そして、僕は普段の彼のトレーニング内容を把握していないのに、日曜日など、家にこもって漫画を読んでいる彼に私はこう言いました
「お前のやりたいことは何だ?だらだらするんじゃない!」
でも、半分心の中で、「疲れているのかな?」とは思っていました。
それと走りの悪さの原因が良くない筋トレの方法でやっているのではないか?とも心配をしていました。
今思うと、彼の疲労回復の日が日曜日なのです。
今回のレースの時、正直前回のレースの悪いイメージがあったので、「今回も悪いのではないか?」と思いました。それほど前回のレースから時間が経過していなかったのです。
いよいよスタート!レースは400mトラックで行われます。
スタート直後、息子は先頭集団どころか真ん中より後ろを走っていました。見る限り身体がおもそうにしか見えません、私は心の中で「また、あかんのちゃうか・・・あかんに決まってる」と思ってしまいました。
ところがレース中盤息子の前を走っていた二番手集団がだんだん落ちてきたのです、息子は逆にペースを徐々に上げてきました、気がつくと先頭集団・・・・3番手につけています・・・・
思わず私は声をかけました「粘ってついていけ!」「あせるな!落ち着いて!」観戦スタンドから大声で応援しました。
ラスト4周あたりでなんと先頭に立ち、そのまま後続を引き離しにかかりました・・・・・
こちらも思わず力が入ります。「キープしろ!抜かれても最後まであきらめるな!ついていけ!」
案の定ラスト1周では余力を残していた2選手と同中学のチームメイトに抜かれました。
ラストの直線・・・・「最後まで全力で行け!!!!」
私も周りの目を気にせずに大声で叫びました。
ゴールは念願の10分を僅かに切ったように見えました。
親ながらにまさかの走りに興奮してしまいました。
ゴール後彼がこう言いました
「お父さんに教えてもらったおかげや・・・ありがとう」
あ~聞いて無いようでちゃんと聞いていたのだな・・・・・
ちょと可愛そうな事をいってしまったな・・・・と反省の私。
「いいレースやった!お父さんは何事も結果よりも経過が大切やと思う、今日の積極的なレースは誰よりもいい走り方やった、駆け引きも大切やけど、それよりもどうやって今の自分の力を出し切って次のレースに繋げるかや、お前の前でゴールした三人のうち二人はネガティブなレースやったと思う、それでは今後強くなるのが難しい、お前の走り方が正解で最高や!お父さん嬉しかった、順位はどうでもええ」
「ところでお前俺の応援の声聞こえとったんか?」
「どっかで聞いたことある声やな~って思った、良う聞こえとったで(笑)」
(私が応援に行くとは息子には言っていませんでした)
子供の可能性を潰してしまうのは大人かもしれないですね・・・・気をつけたいと思います。
目の前でカッコいいところを見せ付けられたので私もかっこよく仕事をしたいと思います!
今回は教えられました!
※後日正式記録では10分01秒でした!次9分台!がんばれ!