2021.07.02 社員の日記
雨が続く今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回はPCB(ポリ塩化ビフェニル)についてお話していきたいと思います。
PCBは1954年から、化学的に安定し、熱分解されにくく、絶縁性が高い・・・等といった特性から、キュービクル内のコンデンサやトランスの絶縁油として製造されてきました。
しかし、1968年に福岡県・長崎県の西日本一帯で、皮膚障害が次々に発生するという事件が発生しました。
調査の結果、食用米ぬか油の脱臭工程において、PCB(ポリ塩化ビフェニル)等が混入したことが原因だと判明しました。
PCBが混入された食用米ぬか油を接種した人々には、皮膚障害などをはじめ、
吐き気、下痢、発熱、目やに等、多岐に渡る中毒症状が見られ、
後にこの中毒事件は「カネミ油症事件」と呼ばれることになりました。
高度経済成長期に様々な公害病が蔓延し、社会問題となっている最中に起きた食品公害となりました。
このような悲惨な事件から、人々の健康を守るために1972年に行政指導によりPCBは有害物質と認定され、製造中止・回収の指示が出されました。
以降、処分に関する様々な法の制定が行われ、
PCB含有廃棄物を保管する事業者には、定められた処理期限までに
処分を行う決まりとなりました。
PCBには高濃度と低濃度に分類され、
高濃度は本年3月31日、低濃度は2027年3月31日が処分期限となっております。
電建では現在高圧工事の施工と併せて、低濃度のPCBの含有検査を承っておりますので
お困りごとがございましたら是非お気軽にご相談くださいませ。

(工事部事務課 中安春奈)
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