2021.04.09 高圧設備工事
弊社ではキュービクルの改修工事を数多く施工させて頂いています。
その中でこれまでに出会った事故事例をいくつかご紹介します。
【2019年8月 VCB 波及事故】
2019年に実際に波及事故が起きた現場の復旧工事をした案件です。
主任技術者未専任の現場で、VCBの相間の短絡による事故が発生し、付近一帯が30分程度停電しました。事故の際には、大きな爆発音が鳴ったと、近隣の方が仰っていました。
幸いにも材料を翌日に入手する事が出来たため、当該建物は1日半の停電で済みました。
また、事故が起こった時間も早朝6時頃だった為、近隣の会社からの損害賠償請求もありませんでしたが、日中であった場合は損害賠償請求の可能性も十分あったと思います。


【2019年11月 VCB 工場内停電】
工場内のVCBの相間の短絡による事故で、半日間の工場内の停電が発生しました。
工場内設備の為、主任技術者の指導の下、仮でVCBの一次側と二次側を直結して復旧しています。
この仮復旧までの間、工場内は完全に停電となり、生産は止まっていました。


【変圧器波及事故の跡】
この現場は、弊社が工事する数年前に波及事故を起こした現場との事で、変圧器の一部に焦げた跡が残っていました。

【キュービクル内動物進入】
現場調査を行った際、LBSにヘビがぶら下がっていました。
おそらく相間を渡ろうとした際に感電死したものと思われます。
当時の状況を聞く事は出来ませんでしたが、恐らく停電にはなっていると思われます。
(写真もありますが、これは気分を悪くされる方もいらっしゃるかもしれませんので、載せないでおきます。資料として写真が欲しいという方は、直接お問い合わせ下さい。)
以上のように、キュービクルや電気室の高圧が流れる設備は、メンテナンスを怠ると、大きな事故に繋がります。
安心して事業を継続して行く上で、技術者による定期的な点検と、施工業者による改修工事は、非常に大切な事だとお分かり頂けるかと思います。(佐藤 友裕)