2018.02.01 社長日記
前回「電建の経営指針②」からの続きです(カテゴリー「社長日記」に①と②を掲載してます)。
指針セミナーでは、①経営理念の作成②経営方針の策定③経営計画の策定・・・・完成を目指すのではなく、作り方を学ぶことを目的とされていました。
とは言うものの、経営理念を作り上げるのに一泊の時間をかけて作ります、考えに考え抜いて・・・・。助言者と呼ばれるボランティアで参加されている仲間からは結構な「つっこみ」があります、例えば『本当は金儲けだけしたいんじゃないのか?』とか、『幸せって文言の意味は?』とか、『本当に覚悟は出来ているのか?』『経営の目的は何?』
会社を経営するという事は、自分の家族はもとより、社員の家族や生活にも責任を持たねばならない、そして顧客を中心とした社会に対しても責任を取り続けなくてはならない・・自分の益だけを考えて経営することは経営ではない・・・経営者の先輩でもあり、経営理念の下に確実な経営をされている先輩は、そういう事を言いたかったのだと思います。
私はなかなか考えがまとまらず、ほぼ寝ることなく考え抜きました、「仕事は何の為にするものなのか」と考えると難しくなりますが、自分がどんな人間になりたいのか?どんな人生を歩みたいのか、そのように考えました。正確には考えるというより、身体の中から、心の中から感じ取った自分自身の思いを文章にしました。当時より少し進化しましたが、弊社の経営理念は次のとおりです。
一、私たちは、電気工事を通じて真心を社会に提供し続けます。
一、私たちは、電建の社員とその家族の幸せと生きがいを創造します。
一、私たちは、電建に関わる全ての人々の幸せが継続可能な社会創造に貢献します。
その後経営方針、経営計画を立てました、社員と一緒に考えました、今まで目の前の仕事だけをしてきた自分達です、当然社員からは「それは社長の仕事ではないですか?」と反発もありました。当時は会議を何度も重ねて経営指針書を作りました、今思えばたった3ページの経営指針書でした。
行動計画に基づいて毎月行動計画会議などすることもありませんでしたが、記載されていた事項は一つ一つクリアしていきました。明文化することの大切さを感じました。
経営の事を何も知らずにスタートした私にとって、経営指針書は大海原に出た船の航海図のようなもの・・・・・当時は「これで何とかなる!」と嬉しかったことを覚えています。
翌年は利益も多く出ました。しかしその翌年は売上半分に!!!!
またまた、焦りもっと本格的に指針書を作る必要性を感じたのでした。(次回に続く)
松本 晃幸