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  • 2021.07.13
  • 社長日記

就活中の若い皆さんへ

~そもそも、なぜ卒業と同時に4月に一斉に企業に勤めなくてはならないのか?~

私がこの歳になって感じているのは「なぜ」と疑う事の大切さです。

学生の本分は「学業」のはずです。皆で同じような髪型、同じようなスーツをきて「リクルート活動」をするのは、本来の学生の姿ではないと思うのですが。なぜ皆さんは卒業直後の4月から就職して働くことを決めたのですか?答えをお持ちでしょうか?

おそらく「それが普通だから」「皆がそうするから」「親とか先生に当たり前のように言われるから」だと思います、違ったらごめんなさい。

就職って本来どういったものなのでしょうか。 例えばご自身の結婚とかどうでしょうか、「皆がするから」「それが普通だから」「親とか先生に言われた」からしますか?

結婚相手は、2~3回のお見合いと数回のデートで決めます? 間違いではないですし、そんな方もたくさんいらっしゃるので正解、不正解はありません。でも、結婚となるともっとよく考えますよね。「この人と一緒になったら、本当に幸せになれるのか?」つまり

「結婚」=「ゴール」 「就職」=「ゴール」 ではないのです。

 

私は経営者ですから、就職する側の方とは感覚が少し違うと思います。又、世代による価値観は全くと言っていいほど異なります。皆さんのお父さんお母さん、周りの大人の存在には最大限の感謝と敬意を払いつつ、就職のアドバイスにもっと良く考えてみてはいかがでしょうか。

世の中の物事には原理原則があり、それは世代間を越えた価値観のもっともっと基本的な部分になりますので、そう簡単には変わりません。結婚となると、よく考えようとするのに就職となるとそんなに考えていない、実際に入社して「思っていたのと違う」といって離職する人が多いのは当たり前のような気がします。

という私も、学生の時は同じように就職先を探し、企業のネームバリューや処遇、会社の規模、職種、勤務地で決めていました。もしも、今から学生に戻り、就職活動をするならばやり方は全く異なると思います。行きたい企業のインターンシップなら絶対参加しますし、無いならバイトやパートの募集をしていないか尋ねます。更にその企業の社員さんとどうにかして知り合って、どんな会社なのかを徹底的に聞きます。次にその企業のビジョンを伺います、経営の目的を尋ねます、答えられない会社なら行きたくないです。

これらは、学校を卒業してから考えて決めても私は良いと思います。もしも「新卒しかダメ」ならその企業にそもそも行きたいと思いません。新卒と第二新卒、中途採用の可否を明確に説明できるなら良いのでしょうけれども。

私が聞いたところでは、世界の学生たちの就職の中で、アメリカの大学生の就職は、とにかく卒業するのが大変なので、卒業してから就職を探すそうです。確かにアメリカの大学生がリクルートスーツを着て、就活をしているなんて聞いたことありませんね。彼らの多くは、夏休みや冬休みを利用していきたい業界や企業のアルバイトをし、卒業後企業にインターンシップに行くそうです。多くの学生が卒業後1~2年かけて自分にマッチした企業に就職するのだそうです。

私は卒業からすぐに、二部上場企業に就職しましたが6カ月で会社を辞めました。その後半年ほどアルバイトで生活してから、小さな会社の営業職で就職しました。

当時の私はトライアスロンが大好きで、練習をしたくて、したくてたまらず、勤め先は「お金をもらうところ」くらいにしか思っていませんでした。とにかくやりたいことがトライアスロンだったのです。ここでいう「お金をもらうため」と「お金にならないけどやりたいトライアスロン」は結構大事だと思います。就職も最初は「お金をもらうところ」という認識でも構わないと私は思います。当時の私がやりたかったことは「トライアスロン」だったからです。ただ就職となると企業に迷惑がかかるとも思いますので、きちんと双方が納得した処遇で雇用してくれるところに就職した方が良いです。就職とは、企業との契約であり、雇用する側の指示系統には従わなくてはなりません、ですのできちんと納得して入社する事が大事です、そうでないならばアルバイトなどでお金を稼ぐことも視野に入れるとよいかなと思います。

その後、私はどうしてもトライアスロンに専念したくて、アルバイトで何とか食いつなげられる環境を作り、数年間競技に打ち込みました。

トライアスロンが終わってから、個人事業、アルバイトと模索しながら、たまたま父が企業経営をしていたので、そこに就職をしました。その後、独立して会社経営をしています。

「働くことは、楽しいこと」と認識したのは、トライアスロンをやめてすぐに始めた内装リフォームと家具作成で個人事業をやっていたころです。「ありがとう!」と感謝してもらってお金まで頂ける・・・最高だ!トライアスロンより面白い!と思ったことを今でも覚えています。私は知らず知らずの間に、生きるために仕方なくやっていた大工手伝いというフリーターをしながら(その仕事は楽しく一生懸命になれました)、社会に出る準備をしていたのではないかと考えています。正式に社会に出たのは遅い私ですが、自分にベストなタイミングは、その時だったのだなと思います。

今、目の前にやりたいことがある人は、とにかく全力やってみてください、ない人は与えられた仕事や作業で良いので、「自分の為」と信じて全力でやってみてください。全力でやれば最初はやりたくなかった仕事も「やりたいこと」に必ず変わります、もしもやりたいことにならない時は全力でやっていないという事です。仕事とは「社会が求めていること」なので「収入」に繋がるのです。「社会+収入」の構造を「天職」というそうです。

人は全力でやったこと、やり切った事しか身に付きません、資格だけを取得しても仕事で使えないのはそれが理由です、そして身についたことでしか次の一歩はありえません。特に若い時は何も目立った武器がありません、いわゆる「戦場へ武器を持たず丸腰」そんなの当然です。しかし、武器が無いなりの戦い方があります、それが若さによる「意欲」と「素直」さです。これを出来る限り長く保ち続けてください、きっと周りの先輩が協力してくれます。見えない運も引き寄せるでしょう。

いま就職できなくても焦る必要は全くありません。現代の日本でご飯が食べられなくなることはありません。就職できなかったらラッキーぐらいの図太さが人生には重要です。しかし、あくまでも投げやりにならない、焦らない、腐らない事は大事、絶対に人生を諦めず、自分に持てる武器と力を探して身に着けてください、それは「やりたいこと」と「全力でやる事」からでなくては身につかない事であると思っていて間違いないです。

貴方の人生の最大の目的は「幸せな人生を送る事」ではないですか?就職も、その業種(何)も、そのための手段でしかありません。

こだわる所、ポリシー、プライドを明確にしてください。すべてを善悪で決めることも一旦よく考えてみてください。法を破れとは言いませんが、その時代の法律は国を治めている部分の人たちの都合の良いように作られた法律も沢山あります。明治時代にダメだったこと、投獄されていた犯罪が、現代では一切御咎めの無い法律も沢山あります。

自分の心の声を聞いてください、世間よりも、親よりも、パートナーよりも、大切なのは自分の心が発している声です。高貴な目的や夢は無ければ必要ありません、若い時は無くて当たり前です、「お金が欲しい」「異性にちやほやされたい」「車や家が欲しい」全然構いません、健全ですらあります。「誰かの為に」とか「世の中の為に」は多くの場合、それらの欲望を満たした後に出てくるものです。だから気にする必要はありません。

私の周りにいる「尊敬するべき素敵な大人たち」の多くは、若い時に失敗だらけの人です。失敗からは成功からの数百倍学ぶことが出来ます。恐れず沢山失敗を若いうちにこそしてください、そして失敗したら何かを掴んで立ち上がる事を忘れないでください。時には腐ることもあるでしょうし、社会が敵に見えることもあるでしょう・・・大きな失敗したときはそれもかまいません、恨んで腐って拗ねてください。しかし決して諦めず、立ち上がる事を忘れないでください、立ち上がらない事は失敗損です。

これからの時代は急激なスピードで進化します、すでに情報量やスピードは人間がこなせる量ではなくなってきました。あらゆる人が同時に最新の情報を手に入れられる時代です、その中で生き残っていくには「行動」しかありません。行動し、その情報を使い、人と出会う事が重要になります。ここでいう行動とは、いつもどこかに出かけていくとか動きを言っているのではありません、毎朝新聞を読むことやじっくり本を読むのも行動ですし、発見したことを徹底的に勉強するために部屋にこもることも行動です。是非、思ったら動いてみる行動力をまだ行動できない人は、出来るだけ早く身に着けてください。

話を前に戻します、私は就職をまともにしたのがずいぶん先になり、その理由が「自分にその準備が出来ていなかった」と分析しています。社会人と学生の違いは何だと思いますか?学生に限らず「非社会人」といった方がよいかもしれません。アルバイトはその中間と言っても良いかもしれません。決定的に違うのは、日々のエネルギーの対象が自分以外の「誰か」になっている人が完全な社会人で「自分の為」が主の人はまだ完全な社会人になっていないと思います。学生時代に貴方がやっていることは、たとえ辞めたとしても誰も困りません、ほとんど自分が困ります。つまり、社会に出て「誰かの為」になっているから「給与」という形でその報酬をお金という形でもらっているのです。「誰かの為」に動けない人は会社や社会から相手にされません。つまり、新入社員のうちにもらっている給与は、全く役に立っていないのにもらっていると思い、ありがたく頂戴してください。それを出来るだけ早く会社を通じで社会にお返ししてください。そのお金はまだあなたが社会から先払いで頂いた「預り金」なのです。

誰かの為、は相手を選びません、地域経済、日本経済、世界というと凄くかっこいいですが、例えばお世話になっている先輩社員の為でも立派な「誰かの為」です。将来家庭を持ちたいと考えているならば「まだ見ぬパートナーや子供たちの為」でも良いですね。「自分の為」で満足できなくなった人から「誰かの為」に移行してみてください。きっとその時気が付けば「仕事って楽しい」となっていて、「私はこのために生まれてきたのか!」と思える日が来ると思います。

 

 

松本 晃幸 拝

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